柏市内では断水など、飲料水の配給が必要になった時は指定の避難所(主に小学校)に給水所が設けられ、井戸が解放されます。しかし井戸のない避難所では、市の水道局の給水車で浄水場から飲料水を運んでこなければなりません。 豊小学校が、まさに給水車が運んで来る飲料水をタンクに移して給水する避難所なのです。井戸のある給水所では、水道局の職員が給水所を開設すればすぐに配給ができますが、給水車で対応する所では、地域のボランティアの協力で、貯水するタンクを格納庫から運び出し、タンクを乗せる土台の組立作業をしなければなりません。 この日はこうした一連の作業の概要を掌握するために、当町会だけでなく他の豊小学区の町会や、近隣センターの所長、教員も参加しました。組立作業にもやや手こずりましたが、タンクの設置位置も給水車のホースとの距離に配慮しなければならないなど、いくつかの課題も発見できました。参加者の中からは、実りある訓練ができたという声も聴かれよい訓練になったと思います。 |