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午後からは逆井にある南部クリーンセンター(第二清掃工場)の見学です。平成17年3月に完成したこの施設は、近隣住民の意見を取り入れ、建物の外見や煙突の高さに配慮して建設されました。JR常磐線を境に、南部地区の可燃ごみの処理をしています。 |
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ここも見学者のための設備やコースを備えてあります。二グループに分かれて詳細な説明を受けました。 |
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この工場には2機の炉があり、3ヶ月ごとに交代しながら24時間体制で運転されています。焼却時の熱を利用して発電、暖房、温水循環等をしており、かなりの省エネ設計になっています。 |
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中央制御室では24時間の監視体制が敷かれており、中央のディスプレイには炉の燃焼状況がリアルタイムで映し出されています。 |
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集荷された可燃ごみは私たちが出しているゴミ集積所からここに運ばれてきます。こみピットと呼ばれる巨大なタンクに収集車が一気にぶちまけます。 |
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高さ25メートルもあるごみピットでは、燃えやすくするために、これまた巨大なごみクレーンが拡販しています。 |
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最後に3D映像のシアターで一連の流れを映像で確認しました。自身が焼却されるごみになって施設の中を通っていく様はなかなか圧巻でした。
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最後は隣接する「リフレッシュプラザ柏」を見学しました。やたらと「プラザ」がつく施設ばかりですが、こちらは文字通り、市民がリフレッシュするためのさまざまなスポーツ施設や、浴場等があります。もちろん清掃工場の余熱を利用した設備です。 |
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3Fまで吹き抜けになった建物の中はスポーツ教室や、リラクゼーション設備、喫茶店や売店等、様々なコーナーがありました。また、雨水を利用した屋上庭園、壁面の緑化等、清掃工場と同じように地球温暖化対策も考慮してあります。 |
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こうして予定をすべて終了したあとで、再確認をしたことは、
- リデュース(ゴミを出さない)
- リユース(再利用)
- りサイクル(再生利用)
の3点です。もっとも大事なリデュースとリユースは私たち自身でできることです。もっと地域に啓蒙していく必要を感じました。 |